習慣を継続するコツとは?【頑張るのはダメ】

ノウハウ
生徒
生徒

勉強とかダイエットとか筋トレとか、色々やろうとしてもなかなか続きません。
どうすれば日々継続してできるんでしょうか。

色々と頭ではやるべきだと理解している習慣ってたくさんありますよね。

色々とトライしようとしても、なかなか続かずにすぐにやめてしまう人は多いと思います。

そんない人に向けて、物事を習慣化していくための考え方と工夫について解説していきます。

スポンサーリンク

習慣を継続するコツとは?【頑張るのはダメ】

結論から言うと、「頑張る」に依存するような習慣の作り方はNGです。

要は、頑張らなくても継続できるような仕組みにしていく必要があります。

皆さん、歯磨きって毎日していますよね?

でも、頑張って歯磨きを何とか毎日やってる人は、大人ではなかなかいないですよね。

歯を磨かないことで、何となく気持ち悪いという状況を作り、頑張ることなく、毎日ストレスフリーで継続ができるのです。

また別の例でいうと、マラソンですね。

マラソンはもし途中で頑張って、ペースを上げてしまったりすると、そのあとでペースが乱れたりしてしまいますよね。

最後のラストスパートとかは別ですが、ほとんどの時間は、こつこつ、淡々と、同じペースで走り続けることが大事です。

必要以上に頑張りすぎて、ペースを乱してしまうことがあり、結果的に、途中で歩いてしまったり、棄権してしまっては元も子もありません。

これらのたとえ話から学べることとして、

・頑張らなくてもできるような状況を作る
・無理に背伸びすることなく、自分にできる範囲で習慣のノルマを課す
これらを抑えるのが重要です。

頑張らなくてもできるような状況を作る

これは、日本人なら意外と簡単です。

一緒にいる人や環境を変えればよいのです。

もしもダイエットの習慣であれば、友達同士で、一緒にダイエットのためにジムに行ったりマラソンをしたりしていくことができると思います。

また、友達がいないとかいう場合には、ジムに行くなどして、場所を変えて、見ると良いです。

一緒にいる仲間がいる中で、堂々とさぼるのはあまり気持ちが良いものではありません。

ただし、「みんなでさぼろう」というような意識の低い人たちの集まりではよくありません。

もしこれが勉強であれば、ライバルというか、一緒に勉強する仲間を見つけたり、図書館やカフェなど、自分が勉強できる場所を作ったりなどです。

勉強や仕事等、なんでも当てはまりますが、この場所であれば、スイッチがオンになって自然と物事に取り組めるというような場所を見つけておきましょう。

赤の他人とはいえ、みんなが頑張っている環境にいる中で、自分だけさぼるのは居心地が悪く、周りに影響されて、あなたも容易にそのことについて取り組めるでしょう。

自分にできる範囲で習慣のノルマを課す

ダイエットで、「毎日朝に5キロランニングをする」とか決めたとしましょう。

走るのが好きな人は無理なくできると思いますが、普通の人が日々継続してできるとは思えません。

こつこつできる人でない限り、せいぜい1週間くらいでギブアップしてしまうでしょう。

いきなり難しいハードルを用意する必要はありません。

まずは確実にできることからルールにしましょう

負荷が必要なら、継続できてからにすればよいのです。

ダイエットの例ですと、

「平日は3日に1回、土日は両方マラソンする、ただし、飲み会の日はその翌日に実施する」

これも難しい場合は

「階段は必ず1段飛ばしで」

とかでもいいと思います。

大事なのは、暗黙でもよいので、ルールを決めてそれは守ってください

もし守れないようなら、ハードルを下げてルールを再設定してください。

よくあるギブアップは、

「一度決めたルールを破ってしまったけど、明日から本気出す」

というようなことを毎日言い続けて、そのうちドロップアウトしてしまう感じだと思います。

何と書く頑張るというのが良くありません。

もし、決めたことを実行できない場合は、頑張りが足りないのではなく、仕組みがおかしいのです。

頑張りに依存するようなルールでは何か月、何年という長期スパンでは絶対に継続できません。

「今日は何となく疲れたから明日頑張る」

のではなくで、事前に飲み会後は免除といったようなルール設定は決めておきましょう。

自分で決めたルールについては、必ず守るか、守れるように変更していきましょう。

目指すべきは無意識有能

有名な4つの分類ですが、ぜひ無意識有能を目指しましょう。

無意識無能→ただのダメ人間

意識無能→よくあるダメな人、口だけの人

意識有能→ちゃんとできるけど、結構疲弊してしまう

無意識有能→毎日歯を磨くように、なんでもできる

色々な習慣が継続できる人は、頑張らなくてもできるように環境を変えたり(意識有能)、実現可能なルールを明確にして、それに則っていたり(意識有能)、最終的にそれらの積み重ねで、習慣をやることが当たり前になっていく(無意識有能)のです。

何事も最初は工夫がいると思いますが、一度始めると後がだんだん楽になっていきます。

是非、良い習慣を継続できるように戦略的に考え方や行動を見直していきましょう。

コメント