海外滞在のメリットとデメリット【一年間実際に経験した体験談を語ります】

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海外にいつか移住したいと考えています。
海外での生活っていったいどんな感じなんでしょうか?

 

海外移住って聞くと何となくあこがれのような感じがします。

私も海外が好きで旅行はもちろん、将来的には移住とかもしてみたいと思っています。

現在、会社を利用して、海外勤務をしており、どんな生活を送っているか、実際の経験をもとにまとめてみます。

これから海外に住みたい方や何となく興味のある方にもわかるように解説していきます。

前提として、私は主に東京出身で、生活している場所はアメリカの常夏でのんびりした町になります。

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海外滞在のメリットとデメリット【一年間実際に経験した体験談を語ります】

海外生活のメリット

異文化経験

これが海外在住の最大の醍醐味ではないでしょうか。

日本人には日本人にしか分からない文化というか、空気を読むというか、多くの価値観があると思います。

海外でも同じです。

異文化理解と表面的な言葉でいうのは簡単ですが、真に染まり、深く理解できるのはなかなか難しく、1年では短かかったような気がします。

私たちが、海外の人を日本で見て「マナーが悪い」等、色々なことを感じるように、日本人も海外で色々思われてしまっている可能性があります。

これらの「異文化」が存在しているということを実体験するだけでも海外滞在の経験は十分にあったと思います。

働き方の異文化

仕事の面ではこれらが特に顕著です。

チーム主義で働く日本と対称的に、個人主義で働くアメリカでは、上司への報告や情報共有をあまりしません。

部下が能動的にやるとすると、自分がやっている業務が如何にうまくいっているかのアピールか、本当にネガティブな報告がメインのような気がします。

また、細かな業務引継ぎなども行わないので、仕事が属人的になりがちです。

「あの人がいないからよく分からない」

「あの人はもうやめちゃったからよく分からない」

ということが頻繁に起こります。

会社組織としてはよくない気もしますが、個人としては無駄なマニュアル作成や資料作成、会議も減らすことができ、効率的に時間を使え、残業をなくしたり、自らのスキルアップに注力できます。

これだけ転職が当たり前の文化なので、個人のスキル向上はとても大切なのです。

日本は就職でなく、「就社」といわれるように、サラリーマン個人としては、実はアメリカ文化の価値観で働かなければならないと感じています。

ただし、大事なのは異なる考え方が存在していて、どちらが良い、悪いということはなく、その地の人々の文化や価値観を理解した上で、日本なりの考え方を要所要所でアウトプットしていくと、さらなる付加価値となると思う。

視野の拡大

異文化理解の中で日本の考え方をアウトプットすることで、付加価値を生むと書きましたが、逆も同じです。

日本の価値観の中に、異文化の考え方を取り入れることにより、自らの視野をより拡大させることができます。

日本文化の中ではまだまだ、会社勤務で終身雇用という考えが大多数で根強いと思います。

日本人はマジョリティーの考えに沿うことが重要で、個人の考えを主張しない、さらには、自身の考えを大多数に寄せてしまい、個性が失われてしまうような悪い面もたくさんあります。

そういった考えの中でアメリカ文化のような個人主義の考えを取り入れ、自分の人生をどうしていくかを、会社に依存することなく、自らのスキルを向上させたり、収益を生む可能性のある商品や資産を育てることが大事なことに気づきました。

今の会社を良い意味で利用して専門スキルアップを図ったり、副業で経営者としてのスキルを身に付けたり、投資やブログ構築で自分の資産を作り上げていくことを早期に実践していくことの重要さを感じました。

英語力の向上

個人差はありますが、それなりには上達します。

ですが、海外に行けば勝手にうまくなるものでもありません。

大人になってから英語力を磨く場合は、必ず努力が必要です。

行く前や現地での勉強もいいですし、現地ローカルとどっぷりと会話するでも良いです。

現地の日本人駐在者やコミュニティーに逃げ込んでしまうとあまり上達しませんので、要注意です。

 

海外生活のデメリット

食事

日本人には日本食が一番合うと思います。

旅行などの短期滞在であれば、違いを楽しめますが、長期になると、やはり現地の食は微妙です。

毎回、観光客が行くようなレストランに行ければよいのですが、値段が張るので、頻繁にはいきません。

日本食も入手できるのですが、日本で買うよりも高い値段になりますし、質も落ちます。

食は日本が一番です。

あれだけの味を低価格で提供できる日本は素晴らしいです。

(ブラック企業等の搾取や、日本人クオリティの「やりがい搾取」で成り立っているのもありますが)

利便性やサービスのクオリティ

日本(東京のイメージです)は便利です。

利便性のコンビニはどこにでも24時間営業ですし、値段重視のスーパーも徒歩圏内にあります。

休日のショッピングもどこに行くか困るくらいのたくさん選択肢もありますし、プロ野球、サッカー、ライブや花火大会などのイベントも盛りだくさん。

さらに、サービスのクオリティーも高く、「おもてなし」をキーワードに、きめ細やかな対応が光ります。

海外ではどうでしょう。

場所にもよりますが、これらが全部成り立っているのはあまりないと思います。

たぶん値段が高いか、そもそもなかったりします。

特に、サービスのクオリティーは海外ではかなり落ちます。チップを払ってようやく日本レベルになるくらいではないでしょうか。

コミュニケーション

英語力にもよりますが、結構これがあると思います。

文化の違いによる気疲れや英語を常に使うことによるコミュニケーション疲れ。

さらには日本の家族や友人に会えないことによるホームシック。

現地の人も良い人も多いのですが、やはりフラットで疲れることなくコミュニケーションをとれる人がいるのは大切です。

医療

地域差もありますが、もし充実していない地域だと死活問題です。

もし、良い医療がないとけがや病気にならないように気を付けるしかありません。

現地の医療機関は十分な設備がなかったり、日本語対応がなかったりと、何かと気を付けなければいけない点が多いです。

私の地域では、日本に戻って医療を受ける必要があるという人もいます。

海外滞在を経験して感じたライフスタイル

日本人には日本コミュニティーで暮らすのが一番良いと思います。

島国で生まれ、日本文化に一度染まってしまったからには、なかなか異文化の中で長期で暮らしていくのは心安らかではないような気がします。

ただし、異文化を知らなくて良いということはありません。

海外にはその地独自の文化があり、日本にはない素晴らしい価値観もたくさんあります。

旅行のような短期滞在では気づけない、その地に暮らしてはじめてわかることが眠っているはずです。

なので、日本にメインに滞在しつつも、日本の地方や世界各地を数年おきに移住するようなライフスタイルが良いと考えています。

日々、新しい場所でたくさんの価値観を得られ続け、刺激的な日々が暮らせそうです。

その中でも、やっぱり心落ち着ける日本に長くいると良いと思います。

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