サルでもわかるUber Eats利用規約【忙しい人向け】

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2019年12月1日にUberからサービス規約のアップデートお知らせが来ました。

Uber Eatsの配達員は確かに稼げるのですが、会社やアルバイトとは違うので、このような規約を正しく認識する必要はあります。

趣旨としては正確な理解ではなく、めんどくさかったり時間が無かったりして読み飛ばすよりは短時間で要点を抑えようという方針で記載します。

私は法務の専門家ではありませんが、会社員業で契約の締結などを行いますので、平易にポイント押さえるつもりで読んで下さい。

また、先に結論を述べますと、この記事では規約の良し悪しをいうつもりもありません。

Uber側からの一方的な規約であるなどの賛否両論ありますが、一個人の配達員として自分の頭で考えて、有利に動けるようしていくための参考としていただければと考えています。

なお、私もUberEats含むフードデリバリーの仕事は実践しておりますし、以下で実績も記載しておる通りお勧めしている立場です。

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ただし、契約やルールについては正しく把握した上で進めることをお勧めいたします。

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サルでもわかるUber Eats利用規約【忙しい人向け】

この契約は配達員であるあなたとUber(Uber Portier B.V)、Uber日本法人(Uber Portier Japan合同会社)間の契約です。

独立した配達事業者であるあなたに対して、Uberはあくまでアプリサービスの提供をします。

Uberサービスの利用

プロバイダ ID

自分のIDだけ使い、他の人に共有しないでください。

対象配送サービスの提供

配達依頼と必要な情報をアプリでお知らせします。

レストランから個別リクエストがある場合は指示に従ってください。

お客様が現れない場合は10分の待機が推奨されます。

実運用では、10分待機してもお客様と連絡がつかない場合は、配達料をもらったまま配達をキャンセルできます。

料理も自己処分となるので、もらえます。

あなたの名前、連絡先、顔写真などの情報をレストランやお客様に共有します。

安全な配送経路はあなた自身で責任をもって決定してください。

必要な機器は自分の費用で用意してください。

貴殿とユーザー及び配送受取人との関係

直截な取引はあなたとレストランの間にあり、Uber本社とUber日本法人は関係しませんので、あなたの配達におけるトラブルには法的責任は負いません。

自己責任でお願いします。

事故などの非常事態の際にはレストランやお客様からの連絡に応じてあなたの情報を共有します。

ここは注意ですね。

Uberのサポートはもちろんあるのですが、契約的にはあくまでも自己責任ということを理解しないといけません。

評価

レストランやお客様はあなたに対して評価ができることを同意してください。逆にあなたはレストランやお客様に対して評価をするように促されますので、誠実に対応してください。

あなたはUberが定めた一定の評価水準を維持してください。

これを下回った際はその旨を通知し、配達制限やUberアプリの利用権の停止をします。

なお、あなたはあくまで評価やコメントの媒介者であり、発信して伝える権限はUberにあります。

デバイス

あなたはスマホと通信手段を自分で用意してください。

アプリを提供するので、自分自身の配達だけに使ってください。

大容量の通信が発生することがありますが、すべて自己負担です。

位置関連サービス

位置情報をUberに提供することに同意してください。

Uberはこの情報をレストランやお客様に提供し、また安全やセキュリティを目的とし第三者に共有することができます。

貴殿及び輸送手段

貴殿の要件

配達に車両が必要な場合は必要な免許を保持していてください。

配達に必要な訓練、技術、礼儀を身に付け、維持してください。

これらの要件を満たさない場合は、Uberはいつでもアクセス権を無効にできます。

輸送手段の要件

配達エリアで必要な車両登録、及び免許を受けてください。

車両は保有またはレンタルにより合法的に利用してください。

自転車の場合は防犯登録の上、良好かつ清潔な整備状態で利用してください。

証拠書類

前2つの要件を遵守するために、必要な書類のコピーを全てUberに提示してください。

また、初回提示後もUberが求める際にはいつでも提示できるようにしてください。

金銭的条件

配送料計算及び貴殿による支払

配達が完了した場合、あなたはレストランに配達料を請求できます。

ただし、Uberがレストランから仲介してあなたに支払うものとします。

配送料は状況に応じて、次のいずれかとします。

(a)固定料金+走行距離料金(Uberが定める)
(b)当該地域における一定料金

あなたは該当する場合には配達中に生じる通行料などの手数料をレストランに請求する権利があります。

ただし、Uberがレストランから仲介するものとします。

実際に適用されるかは疑問ですが。。

配達料について、あなたが交渉しない限りはUberの定めるデフォルトの金額であることとしますが、あなたは常に配送料の変更を交渉することができます。

 

 

こちらも実際にできる例はほとんど聞いたことがありませんが。。。

Uberは1週間単位で配達料から手数料を差し引いた額の合計と、通行料金、その他事前に合意した料金を支払います。

 

配送料計算の変更

Uberはいつでも市場動向に基づき、配達料を海底することができます。

あなたはいつでも配送料を交渉する権利があります。

配送料の調整

Uberはあなたが非効率な経路を使った場合や配達を適切に完了しなたった等、合理的な理由に基づき、配達料を取り消す権利があります。

サービス手数料

あなたはUberサービスの利用の手数料として、定められた手数料を支払うことに同意します。

配送料に租税(消費税)が発生する場合、Uber側でサービス手数料を計算する。

手数料の計算方法はUberがいつでも変更できるが、変更時はあなたの同意を取得することとする。

解約手数料

レストラン側があなたの到着前にキャンセルすることができることに同意してください。

また、レストラン到着後に配送が不能な状態である場合にはあなたはレストランにUber経由で解約料を請求することができます。

到着後にレストラン都合のキャンセルはサポートに連絡すれば500円の手数料がもらえます。(執筆時点)

あなたは事前設定されている解約料の金額を交渉する権利があります。

 

領収書

Uberはあなたの代理でレストランに対して配達サービスの領収書を作成します。

領収書には請求金額、あなたの名前、連絡先、配達経路が記載されます。

修正は3日営業日以内に書面で申告があった場合のみで、この通知がない場合は、Uberは修正の責任を負わない。

追加金額の不存在

あなたはUberが新たなレストランパートナーの獲得のために広告やマーケティング活動をすることに同意します。

それによる報酬が別途ないことに同意します。

租税

あなたは配達サービス提供に対して自ら租税登録をし、税額を計算、支払う責任と義務があります。

Uberの要請する、全ての関連租税情報を提示する必要がります。

特に、消費税課税事業者である場合は、その旨を確認します。

Uberは税務局に対してあなたの代理として租税の送金と情報の提供をすることができる。

最後の文言は、配達料の差し押さえなので、自身で必ず確定申告して納税しましょう。

保険

 

あなたはバイクを利用する際には、自動車賠償責任保険を維持することに同意する。

あなたは、各適用法により要求される労働者災害補償保険を維持することに同意する。

Uberの裁量に基づき、事故におけるあなたの損害に対して個別の保険をあなたには用意しない。

 

ここは注意です。労災の維持とありますが、個人事業主としての業務のため、適用法の対象となりません。

自分自身で自転車保険等の対策を立てましょう。

個人としてどう考えるか

本利用規約ですが、もちろん、配達員側に有利に記載されているかというと、そうではありません。

Uber側が作成したもので、彼らが法的な責任を被らないように回避しているところも多いというふうに読み取ることもできるかと思います。

しかし、重要なのは市配達パートナーとしてどう対処するかです。

一例で保険についてはUber側でカバーできない部分は自分で用意すれば良いのです。

また、個人事業主ですから、会社員やアルバイトと違って自己責任なのは当たりませです。

その分、自由に働けるという見返りがあるのです。

批判が大好きなのが日本人の特徴ですが、そこも費用対効果を考えていければと考えています。

大きな会社の方針を変えるのは時間がかかりますが、まずは一個人が対策を講じていくのはそれほど難しくありません。

世間一般の考えではなく、自分自身はこの規約に対してどうやってデメリットを潰していくか、また得られる恩恵とのメリデメ比較はどうなのか。

一人一人がより良い働き方ができるように願っています。

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